あなたは【気分循環性障害】の疑いがあります。

特徴

 双極性障害における軽躁状態の基準を満たさないほどの操症状と、大うつ病性障害のうつ症状の基準を満たさない程のうつ症状が多数あり、それが2年間以上持続している場合に診断されます。無症状の期間はあっても良いですが、その期間は2ヶ月を超えることはありません。双極性障害の軽症例とも言われます。

経過など

 一般人口における割合は1%とされ、患者さん全体の50~75%は15~25歳の間に発症します。成人期を通して症状が持続し、時には双極性感情障害や反復性うつ病性障害の診断基準を満たすほど重症な気分変動へと増悪していくことがあります。
 気分循環性障害の方は自身の気質と折り合いをつけて生活していく必要があります。ただし、日常生活に支障をきたす場合は薬物療法の対象となりますので、精神科受診をお勧めします。その際は、最初は双極性障害に準じて処方される事が多いです。その他、うつ状態に至る前段階をとらえるセルフモニタリングと、抑うつ的思考に対処する認知的トレーニングも有効でしょう。

 

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 医療法人社団 燈心会
ライトメンタルクリニック
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診療科目 心療内科、精神科、児童精神科、美容皮膚科

ライトメンタルクリニックは、新宿・高田馬場にて夜間診療を行っている精神科・心療内科クリニックです。次に掲げる考え方のもと、「夜間・休日含む常時診療」「非薬物療法の充実」「遠隔診療の実施」「プライバシーの配慮」の4つを特徴とし、精神科・心療内科受診に抵抗のある方にこそ選ばれる医院を目指しております。
1.心身に不調を感じているにもかかわらず、日中忙しいことにより精神科・心療内科の受診を躊躇する方のニーズに応えるため、当院は日中の診療に加え、夜間・休日診療も行います。
2.副作用のリスク等から、薬物療法に抵抗感を感じる方にも精神科・心療内科の受診を検討いただけるよう、非薬物療法を充実させています。
3.通院が困難な方のニーズに応えるため、オンライン診療を実施しています。
4.仕切りを設けた待合室により、患者さま同士が極力顔を合わせずに診療を終える事ができます。
このほか、夜間のひとときをリラックスしてお過ごしいただけるための環境整備に努めてまいります。