あなたは【大うつ病性障害、精神病性の特徴を伴う】の疑いがあります。

特徴・原因

意欲低下、抑うつ気分や体の怠さなどのうつエピソードに加え、気分に一致した幻覚や妄想が出現する病態です。妄想の内容は体の異常に執着する心気妄想(例:腸が腐っている、もう死んでしまうんだ)や、現実的にはそうでもないのにお金がないと訴える貧困妄想(例:お金がなくなってしまい破産してしまう、もう無理心中しかない)、現実的ではない罪悪感に苛まれる罪業妄想(例:罪を犯しているので、警察が追ってくる)などが典型的です。うつ病に分類されていますが、予後がさらに不良な病態であり、単純なうつ病とは病態基盤が異なると考えられています。

経過・予後

食事などが取れており生命維持に問題なく、自傷の恐れが切迫していない状況下であれば薬物療法を試すことがありますが、治療に反応しない例も多く、速やかに精神科に入院し電気痙攣療法(ECT)が必要になるケースも多いです。薬物療法は抗うつ薬に加えて、抗精神病薬も併用することが多く、再発率も高いため、抗うつ薬に関しては終生にわたって維持療法が推奨されます。具合が悪いのに放置していると外来にもいけないほどに憔悴し、静脈血栓症や過度の脱水、栄養不良などによって命の危険に晒されることもありますので、速やかに医療機関や保健所に相談することをお勧めします。こころの処方箋は、症状が改善した後の維持に役立つことがあります。

 

 

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 医療法人社団 燈心会
ライトメンタルクリニック
東京都新宿区西早稲田3丁目20-3レガリアタワーレジデンスB1F
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診療日・時間
 月〜金 10:00~13:00、14:00~18:00、19:00~23:00
 土・日 10:00~13:00、14:00~18:00
※土・日の19:00~23:00はカウンセリングのみ
※祝日は原則診療

診療科目 心療内科、精神科、児童精神科、美容皮膚科

ライトメンタルクリニックは、新宿・高田馬場にて夜間診療を行っている精神科・心療内科クリニックです。次に掲げる考え方のもと、「夜間・休日含む常時診療」「非薬物療法の充実」「遠隔診療の実施」「プライバシーの配慮」の4つを特徴とし、精神科・心療内科受診に抵抗のある方にこそ選ばれる医院を目指しております。
1.心身に不調を感じているにもかかわらず、日中忙しいことにより精神科・心療内科の受診を躊躇する方のニーズに応えるため、当院は日中の診療に加え、夜間・休日診療も行います。
2.副作用のリスク等から、薬物療法に抵抗感を感じる方にも精神科・心療内科の受診を検討いただけるよう、非薬物療法を充実させています。
3.通院が困難な方のニーズに応えるため、オンライン診療を実施しています。
4.仕切りを設けた待合室により、患者さま同士が極力顔を合わせずに診療を終える事ができます。
このほか、夜間のひとときをリラックスしてお過ごしいただけるための環境整備に努めてまいります。