あなたは【恐怖症性不安障害】の疑いがあります。

特徴

 恐怖症性不安障害は、特定の限定された対象に対する、実際の脅威に不釣り合いな恐怖や、それに基づく自律神経症状、および恐怖や不安からの回避行動により日常生活に支障をきたすことで診断されます。恐怖や不安の対象により、広場恐怖症(大勢の人がいる環境に対して強い恐怖を覚える)、社交不安障害(他の人と接することや注目を集める状況に対して強い不安を覚える)、限局性恐怖症(特定の物事に対して強い不安や恐怖を感じる)、他の特定される不安障害などに分類されます。

経過など

 こどもの有病率は5%で、概ね7から11歳頃が発症の中央値とされています。他の恐怖症と同様、脳の特定領域の機能異常が認められ、遺伝学的脆弱性や病前性格、療育環境と、恐怖刺激にさらされることが複雑に絡み合って発症するのだと考えられています。小児期発症であれば自然によくなることもありますが、成人期まで持続すれば慢性化しやすく、出来るだけ早く精神科受診し治療を受ける事をおすすめいたします。精神科では抗うつ薬や抗不安薬を中心とした薬物療法と、認知行動療法を併用させることが標準的です。標準治療以外では、こころの処方箋が役に立つでしょう。