あなたは【統合失調症】の疑いがあります。
特徴
統合失調症は、幻覚や妄想を主体とした精神病症状が特徴的な精神疾患ですが、自分の考えが他者に伝わったり、おかしい事がないのに笑ったり、急に不安になったりと多彩な症状があらわれることがあります。社会的にも問題となる病気で、入院患者の59%程度を占めており、年間2から3兆円程度のコストがかかるとされています。
経過
進行すると脳の容積が減少していくことから、脳の異常が原因である事は判明していますが、その詳細な病態は未だ完全には解明されていません。
有病率は概ね1%未満とされており、都市部出身や冬・早生まれ、父親の高齢化や近親者の統合失調症、一部の遺伝子異常などが発症リスクとなります。
発症年齢のピークは、男女で多少差があるものの、概ね10歳代後半から30歳代半ばまでの発症が多いです。早発発症であれば、陰性症状(感情の鈍麻など)と認知機能低下が顕著になります。初発の症状は80%が改善しますが、長期的に経過が良好なのは20%程度しかおらず、多くは社会支援が必要になります。
対処
治療の主体は薬物療法ですが、デイケアや職業訓練など、心理社会的治療を併用するのが標準的治療です。出来るだけ早期に治療介入することが大事であり、初発後の5年間の病相が予後を左右すると言われます。したがってすみやかに精神科を受診し、治療の相談をする事をおすすめいたします。