あなたは【悪夢障害】の疑いがあります。
特徴
睡眠中の生々しい夢から、不安や恐怖など不快な感情を伴って覚醒する疾患です。再入眠は困難なことが多いです。夢の内容は極めて鮮明に記憶できている事が多く、また夢から覚醒した後はすみやかに意識がはっきりすることが特徴的です。レム睡眠が長くなる明け方の症状が目立ちます。
経過など
50%以上は10歳未満から発症し、両親を心配させますが、大抵は無治療でも年齢とともに症状が消失していきます。成人期になっても症状が持続する場合は、PTSDや境界性パーソナリティ障害などの併発や、薬剤、アルコールなどが原因になっている可能性があり、その場合は精神科を受診して治療を受けることが推奨されます。コラムをご覧いただき、睡眠障害に対する自己対処法を試すのも良いかもしれません。