あなたは【心的外傷後ストレス障害(PTSD)】の疑いがあります。

特徴

 心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、命の安全がおびやかされるようなできごとの後に、フラッシュバックや悪夢、恐怖や無気力が繰り返し再現される病気です。
 恐ろしいことが起きると、多くの人に影響をもたらしますが、この影響があまりに強く、かつ長引くことによって消耗し、疾患となります。
 望ましくない記憶の再現やフラッシュバック、トラウマを連想させる物事の回避、当該出来事の重要な部分が思い出せなくなるほか、思考や気分に悪影響を及ぼす、危険の兆候に過敏になり、自分の反応を制御できなくなる、などの症状がみられます。

原因

 感情の中枢である扁桃体の活動が高まっていたり、記憶を担う海馬や扁桃体を制御する前部帯状回の機能不全があったりするなど、脳の機能障害が原因と考えられています。
 日本では生涯有病率は1.3%と報告されています。

経過

 命の安全がおびやかされるようなできごとから1年以内は自然回復の可能性も高いですが、1/3の患者さんは難治化すると報告されています。

対処

 治療としては、原因となったストレッサーからの開放、薬物療法が必要となりますが、他にも認知行動療法やEMDRという精神療法が推奨されています。うつ病が合併する事も多く、その場合はコラムに記載されている自宅でできる方法も役に立つでしょう。

 

さらに詳しく(別ページ)

 
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 医療法人社団 燈心会
ライトメンタルクリニック
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診療科目 心療内科、精神科、児童精神科、美容皮膚科

ライトメンタルクリニックは、新宿・高田馬場にて夜間診療を行っている精神科・心療内科クリニックです。次に掲げる考え方のもと、「夜間・休日含む常時診療」「非薬物療法の充実」「遠隔診療の実施」「プライバシーの配慮」の4つを特徴とし、精神科・心療内科受診に抵抗のある方にこそ選ばれる医院を目指しております。
1.心身に不調を感じているにもかかわらず、日中忙しいことにより精神科・心療内科の受診を躊躇する方のニーズに応えるため、当院は日中の診療に加え、夜間・休日診療も行います。
2.副作用のリスク等から、薬物療法に抵抗感を感じる方にも精神科・心療内科の受診を検討いただけるよう、非薬物療法を充実させています。
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このほか、夜間のひとときをリラックスしてお過ごしいただけるための環境整備に努めてまいります。