あなたは【レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)】の疑いがあります。
特徴
夕方から夜間にかけて悪化する下肢の「虫が這うような」むずむず感のため、重度の不眠を引き起こし、抑うつ気分や不安焦燥をきたす疾患です。
原因
脊髄に投射するドパミン神経系の異常が発症に関与すると考えられています。貧血や腎機能障害、糖尿病、パーキンソン病などの内科的疾患の他に、抗ヒスタミン薬、抗うつ薬、抗精神病薬が原因となる事があります。
経過・対処法など
一般的に20歳代の発症が多く、悪化・改善を繰り返しながら病状が進行します。高齢者の発症は重症度が高く、進行も早い傾向があります。精神科では薬物療法が標準治療となります。自己対処法としては、カフェインやアルコール、喫煙などの誘発物質を避けること、就寝前の下肢マッサージ、鉄分補給が推奨されます。