あなたは【パニック障害】の疑いがあります。
特徴
動悸や発汗、震えや口渇、その他の諸症状が急速に始まり、急速に消失する症状に特徴づけられる疾患です。自律神経が過度に緊張することによる反応と言われています。
経過など
15歳から24歳、45歳から54歳によく発生します。心理社会的ストレスが発症に関与することもあります。うつ病を50%程度併発しますが、その場合は再発と慢性化をしやすく、5年後の寛解率は40%とされています。すみやかに精神科を受診し、治療を受ける事をお勧め致します。
治療は薬物療法と認知行動療法が標準治療になりますが、順調であれば3ヶ月程度で症状が改善することが期待できます。カフェインやニコチンにより症状が悪化するため、可能であれば控えた方が良いです。標準治療以外では、不安障害群についてのコラムが役立つでしょう。