皆さん、お大事にされていますか?
薬のソムリエです。
今回は、温泉に入ることによって不眠が改善されることを示唆した研究を紹介します。
今回紹介する研究では、スペイン国内の複数の地域から高齢者52人の協力により、
12日間の温泉治療プログラムを実践しました。
なお、使用された温泉水は重炭酸塩、硫酸塩、ナトリウム、マグネシウムを豊富に含む
中硬水のアルカリイオン水でした。
温泉療法プログラムの結果、
参加者らの気分状態、痛み、睡眠の質は統計的な有意差をもって改善することが示されました。
ただし、性別毎の分析では、痛みに関しては女性では有意差が見られず、
気分状態は男性では有意差がみられませんでした。
この研究によって、12日間の温泉治療プログラムは、健康な高齢者の睡眠の質、痛み、気分状態にとって
ポジティブな結果をもたらす事が示唆されました。

ゆっくりお風呂に浸かっているだけで、疲れが取れる気がするのは、
多くの方が経験されていますよね。
お風呂は、睡眠の1~2時間前に浸かると入眠までの時間が短縮する、
とされています。
また、どうせ温泉にいくなら、サウナ浴がおすすめですよ!
サウナ→水風呂→休憩を繰り返すことで、
交感神経と副交感神経が交互に刺激され、自律神経が整うのだそうです。
お試しあれ。
多くの方が経験されていますよね。
お風呂は、睡眠の1~2時間前に浸かると入眠までの時間が短縮する、
とされています。
また、どうせ温泉にいくなら、サウナ浴がおすすめですよ!
サウナ→水風呂→休憩を繰り返すことで、
交感神経と副交感神経が交互に刺激され、自律神経が整うのだそうです。
お試しあれ。
【引用・参考文献】
・Latorre-Roman PA, et al. Effect of a 12-day balneotherapy programme on pain, mood, sleep, and depression in healthy elderly people.Psychogeriatrics. 2014 Dec 16.
更新:2020.4.12
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