皆さん、お大事にされていますか?
薬のソムリエです。
今回は、夜更かしが強迫症状を悪化させる可能性を示唆した研究を紹介します。
今回の研究では、睡眠障害と強迫性障害及びその関連疾患との関係性のレビューを行いました。
その結果、強迫性障害と睡眠障害とは強固に関連性があるものの、
強迫性障害に対する不眠治療の効果は明らかではありませんでした。
一方、抜毛症や皮膚むしり症に対しての睡眠治療は、不安や気分を改善させる可能性が示されました。
ただし、研究が限定的であるため、強迫性障害の病因や治療に睡眠を関連づけることには、
慎重さが求められる、としています。

睡眠障害と強迫性障害との関連性をレビューした文献です。
レビューでは、睡眠障害が強迫性障害発症のリスクとなるのか、
強迫性障害になると不眠を誘発するのか、はっきりしなかったですね。
ただ、不眠がうつ病の危険因子であることや、
認知症との関連性を指摘する論文もあることから、
睡眠を整えておくことに越したことはないと思います。
午前中に日光を浴びて、運動をして、
寝る前はカフェインや深酒を避けるなど深く寝る為の努力をしましょう。
レビューでは、睡眠障害が強迫性障害発症のリスクとなるのか、
強迫性障害になると不眠を誘発するのか、はっきりしなかったですね。
ただ、不眠がうつ病の危険因子であることや、
認知症との関連性を指摘する論文もあることから、
睡眠を整えておくことに越したことはないと思います。
午前中に日光を浴びて、運動をして、
寝る前はカフェインや深酒を避けるなど深く寝る為の努力をしましょう。
【引用・参考文献】
・Cox Rebecca C, et al.Sleep in obsessive-compulsive and related disorders: a selective review and synthesis.Current opinion in psychology2019Aug24Vol. 34
更新:2020.5.22
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