あなたは【前頭側頭型認知症】の疑いがあります。

特徴

 かねてから「我が道をいく行動」をとる認知症として知られており、自己中心的な行動をとったり、我慢ができなくなったり、同じ物を集めたり、行動や思考がルーティン化したりという性格変化や行動の異常が目立ちます。記憶力や空間認知力は比較的保たれやすいです。

経過など

 65歳以上の認知症の1%程度、若年性では2.6%を占める認知症で、20歳代でも発症例があります。回復の見通しは最も高頻度な認知症であるアルツハイマー型認知症より悪く、診断から平均7から10年程度で肺炎などの感染症で死亡すると言われています。
 脳画像検査では前頭葉が萎縮しており、病理学的にはタウ蛋白、TDP蛋白、FUS蛋白などの異常蛋白の脳への蓄積が原因と考えられていますが、意味性認知症、嗜銀顆粒性認知症、大脳皮質基底核変性症など他の疾患と共通点があることから、似た病気なのではないかと考えられています。

対処

 刺激への過敏さや、無気力に対して薬物療法が用いられることがありますが、認知機能低下には効果が確認された薬剤はありません。精神科では薬物療法以外にも、環境を調整したり、日々のルーティンを設定して情緒の安定を図ったり、デイケアやグループホームの利用など社会資源を利用したりして対応します。

 

NO IMAGE

 医療法人社団 燈心会
ライトメンタルクリニック
東京都新宿区西早稲田3丁目20-3レガリアタワーレジデンスB1F
TEL 03-6457-6040 FAX 03ー6457-6041
診療日・時間
 月〜金 10:00~13:00、14:00~18:00、19:00~23:00
 土・日 10:00~13:00、14:00~18:00
※土・日の19:00~23:00はカウンセリングのみ
※祝日は原則診療

診療科目 心療内科、精神科、児童精神科、美容皮膚科

ライトメンタルクリニックは、新宿・高田馬場にて夜間診療を行っている精神科・心療内科クリニックです。次に掲げる考え方のもと、「夜間・休日含む常時診療」「非薬物療法の充実」「遠隔診療の実施」「プライバシーの配慮」の4つを特徴とし、精神科・心療内科受診に抵抗のある方にこそ選ばれる医院を目指しております。
1.心身に不調を感じているにもかかわらず、日中忙しいことにより精神科・心療内科の受診を躊躇する方のニーズに応えるため、当院は日中の診療に加え、夜間・休日診療も行います。
2.副作用のリスク等から、薬物療法に抵抗感を感じる方にも精神科・心療内科の受診を検討いただけるよう、非薬物療法を充実させています。
3.通院が困難な方のニーズに応えるため、オンライン診療を実施しています。
4.仕切りを設けた待合室により、患者さま同士が極力顔を合わせずに診療を終える事ができます。
このほか、夜間のひとときをリラックスしてお過ごしいただけるための環境整備に努めてまいります。