あなたは【ナルコレプシー】の疑いがあります。

特徴

 日中の急激な強い眠気を中核的な症状とし、他にも夜間熟眠困難や入眠時の幻覚、感情が高まった時の脱力感(情動脱力発作)などが特徴的な疾患です。
 多くの場合、十分な睡眠をとっても眠気が軽減されず、自分で制御ができない眠気に襲われます。単調な状況だけでなく、作業中や会話中にあっても症状が現われることがあります。
 日本では1/600の有病率といわれます。

経過など

 脳脊髄液の覚醒性の神経ペプチドが異常に低く、覚醒のスイッチが不安定化している事が原因とされています。70%は10歳代に眠気で発症し、慢性化する事が多いです。多発性硬化症や視神経脊髄炎といった一部の神経疾患でも、脳脊髄液の神経ペプチドの分泌に影響するため、過眠をきたすことがあります。

対処

 必要であれば睡眠外来で、ポリソムノグラフィやMSLTなどの睡眠検査をしていただき、診断を確定してもらうことをお勧めします。精神科では、日中の眠気に対する薬物療法が標準的な治療になります。自己対処法としては、まず日中の眠気をカフェインで凌いだり、日中30分だけ睡眠をとる事が勧められます。睡眠障害に対するコラムも役立つ可能性があります。

 

 

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 医療法人社団 燈心会
ライトメンタルクリニック
東京都新宿区西早稲田3丁目20-3レガリアタワーレジデンスB1F
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診療日・時間
 月〜金 10:00~13:00、14:00~18:00、19:00~23:00
 土・日 10:00~13:00、14:00~18:00
※土・日の19:00~23:00はカウンセリングのみ
※祝日は原則診療

診療科目 心療内科、精神科、児童精神科、美容皮膚科

ライトメンタルクリニックは、新宿・高田馬場にて夜間診療を行っている精神科・心療内科クリニックです。次に掲げる考え方のもと、「夜間・休日含む常時診療」「非薬物療法の充実」「遠隔診療の実施」「プライバシーの配慮」の4つを特徴とし、精神科・心療内科受診に抵抗のある方にこそ選ばれる医院を目指しております。
1.心身に不調を感じているにもかかわらず、日中忙しいことにより精神科・心療内科の受診を躊躇する方のニーズに応えるため、当院は日中の診療に加え、夜間・休日診療も行います。
2.副作用のリスク等から、薬物療法に抵抗感を感じる方にも精神科・心療内科の受診を検討いただけるよう、非薬物療法を充実させています。
3.通院が困難な方のニーズに応えるため、オンライン診療を実施しています。
4.仕切りを設けた待合室により、患者さま同士が極力顔を合わせずに診療を終える事ができます。
このほか、夜間のひとときをリラックスしてお過ごしいただけるための環境整備に努めてまいります。