こころのネット外来「HOSPORTAL」は、病状を評価し、正しい行動につなげていただく事を目的とした受診勧奨サイトです。

あなたは【注意欠如・多動性障害】の疑いがあります。

特徴

 不注意、多動性、衝動性の3つの特徴が、12歳以前からある事が特徴的な、発達障害の1つです。

原因

 脳の生来の特性が原因とされ、脳のドパミン輸送遺伝子の異常が原因とされています。胎内での環境(母の喫煙、飲酒、中毒)や、低出生体重児がリスクとなります。また、遺伝率は76%と言われています。

経過・対処

 成長に伴い症状が軽快するため、有病率は子供で5%、成人で2.5%とされますが、大部分は大人になってからも多少の障害が残り、不注意や無計画などが問題となる事があります。
 治療の主軸は薬物療法になり、集中力の向上が期待できます。他にも、患者さんが子どもの場合なら、両親の心理教育やソーシャル・スキル・トレーニングなどの精神療法も効果があるとされています。